秋日好のお気に入りの歌一覧
呉竹の憂き節
龍田姫梢にかけて手向くるは露の玉置く錦なりけり
7
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ゆりこ
知り合ったころに引かれた線のままくちづけをする憎い唇
7
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Chico
雨上がり スキップしてはスポイトのパステルカラー 水たま(ポト)り
23
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たけくらべ
定めとて盛りを終へむもみぢ葉の命を散らす風な吹きそね
21
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たけくらべ
吹く風に秋の終はりを惜しめどもなどか心は雪を待つらむ
20
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恕道
寒いからあなたに身体くっつけて湯たんぽにして眠る幸せ
13
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恕道
どんぐりに楊枝を刺して駒遊び昔懐かし幼き日々よ
19
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恕道
「愛してる」言わない彼と言う彼と五文字のせいで迷子になった
15
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恕道
都合いい解釈だけは上手くなり現実を見る勇気もう無い
14
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コーヤ
燃え盛り誇りて魅せて散りゆくも未来へ続く旅のひとこま
14
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麻
山里のもみぢもみんと冬ざくら小春をかけて咲きにほふかな
17
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石川順一
水色が変色して行く団栗の五個の呼吸が水を満たして
19
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恣翁
疲れ止みを 黙して 一本付けし妻に謝して 呑みたり 額叩きつつ
25
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詠み人知らず
七百円する林檎買う贅沢を許せる自分に少し酔ってる
20
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リクシアナ
晩秋の濃霧の底にほのあかい罪の果実は蜜を満たしつ
25
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絮谷新
鴉啼く宵の硝子の眼球に露の結べば滲む夕星
15
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沙久
この写真 天に召された 君だとは 信じられずに 笑顔をなぞる
21
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林林
疲れきり眠るあなたの背をさすりお疲れ様って涙止まらず
21
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灰色猫
雨の中ごく鮮やかに煌めいてヘッドライトの乱反射に死す
14
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灰色猫
足早に流れて消えるヘッドライト流星のごと流れて果てる
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