秋日好のお気に入りの歌一覧
夢士
どんよりと秋の一日昼下がり頬に吹く風藤袴ゆれ
20
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灰色猫
コバルトの切子グラスに一輪の儚き花を淑やかに挿す
24
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灰色猫
真夜中に凶器みたいに進化して泣くだけ泣いて君よさよなら
16
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灰色猫
ひたむきな時を重ねて君のため確かな何か見つけたいのさ
19
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絮谷新
丘渡るエスカレーター描かれし蝶類図鑑の一頁があり
18
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へし切
ねがはくは 喜「怒哀」楽を中抜きに 残る命を喜楽に生きたし
34
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絮谷新
音の無きメトロノームの振幅を内に感じて靴を揃える
29
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舞
思い出に語り残れる言の葉を如何にか告げん時の旅路に
14
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リクシアナ
ほつれ咲くあわき芒の影踏みて長夜迎うる夕薄日空
22
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夢士
湯煙りや木洩れ日キラと硫黄泉揺れし湯面にもみじ葉二つ
19
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沙久
未来図はぼんやりした線入り乱れ 誰もわからぬ領域となる
18
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沙久
母の顔よぎっただろうが目覚めずにこのまま逝くこと願った彼女
18
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沙久
ああ、君だ! 後ろ姿でわかったよ 長身が映える 青いネルシャツ
18
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へし切
風の音のあとなき空をたづねわび野辺の尾花の穂は揺れやまず
30
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灰色猫
蜃気楼ひまわりひとつ揺れていてあれはおそらく君が面影
24
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灰色猫
しみじみと鳴りっぱなしの踏切の身の上話に泣いた日でした
20
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灰色猫
引力と数学者とが恋をして打ち放たれる3ポイントシュート
20
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灰色猫
繊細な人たちばかり集まってふわふわ甘いわたあめつくる
23
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恣翁
柄杓もて汲みし月影 湛ふがに 宵の暗きに 舷白し
20
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舞
音無くに降る秋雨に色果てて落ついち葉を踏みてひと行く
13
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