秋日好のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
しづしづと山を下り来る竜田姫暑さの残る都哀しき
15
もっと見る
詠み人知らず
秋の日に小菊の束を抱へきて君のゑがほと香りに憩へり
16
もっと見る
詠み人知らず
野に心放ちて山霧早や暮れて吾が歳のゆく早さと重ねり
17
もっと見る
恕道
別れても不思議と涙出なかったそのことの方が今は悲しい
15
もっと見る
沙久
やすやすと 突破してくる この揺れは 列島を既に 飲み込んでいる
16
もっと見る
沙久
連続し 起きる地震は この夜を 眠ること出来ぬ 暗闇に変え
14
もっと見る
絮谷新
鬼灯のドライフラワー吊られたる白漆喰は翳りて午後の
19
もっと見る
秋元 邦明
裏山の 小徑を拔けたら 秋櫻の一面覆ふ 野原を見た日
18
もっと見る
秋元 邦明
裏山で コオロギ追つて 遊んだ日 遠きあの日の 友人何処
16
もっと見る
秋元 邦明
放課後に 時を忘れて 語る友古き學舎に きらめく思ひ出
22
もっと見る
詠伝
過不足なく成る様世界は出来ている「ピー」派のわたし「柿」派のあなた
10
もっと見る
夢士
秋風や辛夷赤き実蜘蛛の糸キラリ光りて種の揺れをり
16
もっと見る
灰色猫
窓際で探してたんだ弾丸の終わりのことと平和の起源を
14
もっと見る
灰色猫
紅黄色色づき始める木々たちを仰ぎ見ながら参道歩む
16
もっと見る
恣翁
眠り遅き 遊び女飽きつる薄絹を 機織る娘 紡ぐに倦めり
14
もっと見る
灰色猫
柔らかくあなたに髪をなでられる夢を見ていた少し泣いてた
24
もっと見る
灰色猫
恋しかな夏の蛍が楽しげに甘き水辺を渡りゆくさま
20
もっと見る
へし切
偲ぶれば妹が夢路にまつ虫の鳴く音侘しき秋の夕暮れ
26
もっと見る
舞
仄かにと燃えいず木々の紅葉のあらわれ来たる山里の朝
11
もっと見る
矢車菊
会はずとも心に君を想ふたび友とはわれのひとつ灯
24
もっと見る
[1]
<<
870
|
871
|
872
|
873
|
874
|
875
|
876
|
877
|
878
|
879
|
880
>>
[1489]