詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
桐生賄
新聞の 短歌のコーナー 挑戦だ 九十九パー ボツは覚悟で
16
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詠み人知らず
枝豆をひとつ残らずたいらげる この世に君のいないはつ夏
23
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灰色猫
手のひらで掴もうとした紋黄蝶ひまわり畑の黄と溶けあう
26
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詠み人知らず
薄曇る空に併せて鳴く蛙濃道いそぐ子等の唄聲
7
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詠み人知らず
スタートのよーいどんの音聞こえずに朝はゆつくり始まつてゆく
8
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千映
彼岸とか此岸の文字が日常に古希近し吾は少し変化す
9
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千映
七回忌終えてようやく納骨す姪の悲惨さ一区切りかな
7
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リクシアナ
目を伏せれば百合の香おもく立ち籠めて別れのことば喉に絡まる
21
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リクシアナ
コスモスの歩道にそよぐ昼下がり一雨ごとに街は色づく
23
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リクシアナ
夜光虫こめて明るし硝子箱こえは聞きたしヤママユ怖し
17
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絮谷新
かくも水深き氾濫浸されて隧路に眠る遠きふるさと
19
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野々花
目には蚊を耳には蝉を飼っている米寿のおばは大の虫嫌い
20
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たけくらべ
花持たば踏まるることもあるまゐと名もなき草に吾を見るかも
22
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ながさき
ひさかたの 光を浴びた 竹林は 夕暮れ時の 風とたわむる
26
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小林道憲
施設にて歳老いし母と花火見る 今年限りの思い出ならむ
10
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野々花
送り火の煙部屋へと迷い込み牛の背中にゆるりと座る
25
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詠み人知らず
旱から逃れるやうに雷雨あり秋氣に殘暑の傘折りたたむ
8
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詠み人知らず
初秋の野佛に摘む赤のまま蜻蛉追ひし子らのあの夏
12
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野々花
花野ゆく風の匂いを吸い込めばどこか切ない想い出の色
19
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舞
野の花の咲くに喜び色愛でし少年老いて花すでに無く
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