詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
秋日好
気の病鬱の虫を蹴飛ばしてさあ出かけよう秋向かう庭
19
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秋日好
おしどりの夫と出かけるデェトより身支度かかる看護師との朝
16
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秋日好
夕べ見た月まだ残る青空に診療所前ふと立ち止まる
15
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桐生賄
ジメジメと 湿度の高い 日が続き 季節が梅雨に 戻ったかのよな
14
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野々花
久々に訪ねた街は他人顔私の居場所どこにもなくて・・・・・
17
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野々花
出会いから三十数年経ったけど初めて聞いた貴女の弱音
14
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朧月
悪者にされて去りゆく我が身には悲しみつもり消えぬ日々かな
12
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舞
老いたなと妻の寝顔に吾が時のゆくを偲べる酔い醒む夜長
19
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恣翁
遊びたる子らを 静かに 目を伏せて 笑みて見守る地蔵さんかな
20
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沙久
「遺影には、これを」と付箋が示すのは きっと二人して 選んだ写真
17
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沙久
自分なりの帆を立て闇を切り開き 「風になりたい」を口ずさむ夜涼
11
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桐生賄
プログラマー 目指す長男 民間の 資格取得し 一歩前進
15
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夢士
子等去りて風鈴の音耳に入り「お久しぶり」と「ふつ」とひと息
14
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リクシアナ
台風をひとつふたつと数えつつポプラ並木の秋はふけゆく
22
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へし切
夢さめて心の中に吹く風は夏の終わりの潮騒の音
26
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絮谷新
百日白花を散らして枝の撓む靜かに深き吐息を負ひて
16
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絮谷新
月の露少女の腕を伝ひては蜜の満ちたる白き茉莉花
19
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コーヤ
どこまでもついて行きたい美しさモンキアゲハの吸蜜の舞い
18
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コーヤ
夕焼けの赤き空背に帰る道草束の中桔梗が揺れて
17
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愚と楽
なんとなく 他人行儀にぎこちなく 娘と二人。静かな時間
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