詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
秋日好
義父母から届いた縦の縞シャツをお出かけ着にと取って置いたね
18
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恣翁
午睡より覚めて 渇くに 真桑瓜齧れば 冷たき水晶のごとし
25
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宴
風涼し音を頼りに夜の街ビルの隙間に見つけた花火
10
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コーヤ
癒された甘い香だけでも風に乗せあなたに送るジャスミン畑
19
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コーヤ
静かなる実りの稲田に佇めば秋の吐息がほのかにきこゆ
20
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詠み人知らず
薄すぎるCO2に意味はなく 熱源たるは 君の湿度だ
13
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呉竹の憂き節
思ひわび行方はいかが心だにをちを離れぬ祈りなりけり
4
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恣翁
黍稈を薙ぐがに 卒塔婆朽ち折れて 野晒しと紛ふ 入相なれば
19
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沙久
となりでも孤独を感じる僕達は君という惑星(ほし)にパルスを送る
15
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林林
赤ちゃんのお指くらいのゴーヤーが襲い来る秋に身の細きまま
18
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絮谷新
東雲の茜に染むる灯台を墓標と見れば果てる突堤
17
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夢士
在りし日の友を忍びつ一人酒今日の試合と重ね合わせつ
14
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夢士
さわさわと木々の葉濡らす雨の音虫の音遠く一人の寝酒
20
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リクシアナ
この身ひとつひとつ限りぞ姿見の帯負う背なの茜雲ゆく
20
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たぐい
モニターの内側の人に恋をしてカーテンの外夏は過ぎ行く
8
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呉竹の憂き節
言の葉を浜の真砂と敷島や数よみつくす和歌の浦人
2
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己利善慮鬼
ふわふわの魔法少女のコスプレが高二の夏の俺の正史さ
3
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美津村
午前三時汝のやすけき息聞こえ冴えたる月の窓に差し入る
11
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灰色猫
ゆらゆらと流れるプールに流されてわたしは海月の夢を見ていた
20
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詠み人知らず
秋雨に暑かり日々も涼しきにほつと息拔きしたる日曜日
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