紹益のお気に入りの歌一覧
市川春水
広島に被爆せしかもこの歌集いま我の手にめぐるいとしさ
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浅草大将
年の瀬にけふも流されあすか川きのふの淵にこころ沈めど
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みやこうまし
枯れ松葉林下に流れその上に西日光れば風の足跡
11
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鍬乃呑
わからない絵より背後に静やかな学芸員を意識している
15
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桜園
大き葉に白き小花をのぞかせてびわの花群冬の陽に咲く
24
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まぽりん
はかなしや荒き風吹く武蔵野に生ふる民草かれゆく思へば
23
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まぽりん
ひさかたの天霧る雪の嵐ふく夜はさむからん窓越しの月
19
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しまじま
枯葉なく 時は過ぎゆく 春遠く 耐えるしかなく 一歩踏みしめ
1
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まがね
年をとり独り身になった母なれど薄化粧をし写真に微笑む
32
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まぽりん
うらみつつ待つもかひなき世の中になど身を尽くし思ひこがれむ
13
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恣翁
此処に死する人の髑髏は 灰となり 風に 瓦礫ゆ巻き上げにけり
27
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あまおう
いつもより寂しい時はより深くこたつに潜りきみの夢見る
22
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みやこうまし
しぐれ去り梅の小枝の赤き芽と光る玉露かさなり揺れぬ
72
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雲居の月
世の中に枯れぬ花こそなかりけれされど咲かぬはあるぞ悲しき
14
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ふきのとう
街なかにジングルベルの賑やかし子らと夢見た思い出遠く
17
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まぽりん
君が名をなぞる夜汽車の窓越しに天翔けてゆく星の子の群れ
45
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市川春水
肩寄せて 首に巻き合い マフラーの 君の温もり 身にこそ染みけれ
3
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文麿
天つ風濡れし乙女の頬撫ぜよ定めを憂ふ汝こそ愛しき
6
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文麿
夕暮れの烏飛び交う曇天に僅かにひかる秋の残照
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まぽりん
棹させど尽きぬ千尋の底よりも深き恋路に迷ひけるかな
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