詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
松本直哉
君恋ふと身も焦がれつつ燃えつきぬ闇夜に消ゆる蛍火のごと
3
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もみじ☆彡
春風が 心地よいのは 萌え出づる 命の気配 はこび来るから
17
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煩悩
玩具店からはみだしいるピノキオの鼻をカットしていく自動ドア
5
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夕夏
どらまにてりょじょうたのしむおもむきのありあさみみつひこしりーずは
4
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へし切
うぐひすの鳴く音は夢を覚ましせり妹が恋しき春のあけぼの
16
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夢士
開け放つ窓より聞こゆ沈丁花あさの陽きらり葉先の雫
10
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横井 信
予報より早く降り出す雨の夜 まだ鶯の声を聞けない
15
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幸子
幾度もの春の記憶が歓びの波涛となりて胸に打ち寄す
15
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千映
啓蟄の文字促され庭に出る疲れた花々回復吾の手で
5
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千映
大正と昭和平成生き抜いた今度の元号待ちわびる母
15
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詠み人知らず
あり様のわからぬままに年老いて今さら求める新書は「老人」
13
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灰色猫
あたたかな満月だねと微笑んだあなたを偲ぶ月のない夜
15
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灰色猫
満ち欠くる月花の下で願わくば再びまみゆる事を祈らむ
20
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KEN
濱邊より 逃れし人も 立ち行きて しづむ小窓に 燈る古梅
15
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夕夏
ちょうしよくきったはったでどどいつよんでついですいこうはいくとたんか
4
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うすべに
あの人の香りとまがう梅の花 探して迷う春の夜の闇
17
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夕夏
きゅうきょくのみらいをのぞみさかのぼるせきゆもがすもなかったじだい
5
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煩悩
墓石にどんとシーサーを置く竜宮へお前を行かせぬ拷問として
5
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falcon
ライト浴び踊る姿もあられなきダンサー思ふ祇園の桜
4
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コタロー
古池や緋鯉二疋のじつとしてときをり尾鰭靜かに搖らす
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