横井 信のお気に入りの歌一覧
うすべに
陽に枯れて白髪の薊は風を知る 飛ばす綿毛に春を夢見て
8
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滝川昌之
宵風に漂う先を委ねては逃し追い詰め蚊取り線香
17
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ななかまど
わきあがる入道雲の緊張をほぐして撫でる溪の涼風
16
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夕夏
いつもよりはやいたいおうしぇいくするこうたいまぢかひややかにみる
1
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朝比奈
山際を煙らす霧の忍び入り無双窓吹く白き荒南風
18
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へし切
そもそもに呪われたるやこの五輪 退くも進むも茨にやあらむ
13
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橘
人のサガこれ見よがしの善行と顔隠しての悪行と
11
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橘
つややかなチェリーとなりて浮かびたいサントリーニの海に抱かれて
12
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涼し炉
青天井 コバルトブルーのワンピース 夏と私の にじむ境目
6
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詠み人知らず
夏場には 学校水着で 川遊び 祖父は離れて 鮎漁をする
7
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音弥
観客はいようといまいとオリンピック放送権駆使みな金の為
12
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きくゑ
ミント水 グラスの底に桃の種 あとひとくちの とろりと甘き
11
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詠み人知らず
咲き乱れ 負けじと花が 化粧する 夏を盛り上げ 響くは蝉時雨
6
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桃山
真夏日の午後のけだるさ払うようプレーンヨーグルト二人で楽しむ
5
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葛城
圍爐裏端手打ちの蕎麥を味はひつ魚燒く晝餉の代へがたき時
9
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舞
朝夕の涼しき風に生かされてあと幾たびの蝉の七日日
4
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び わ
にこにことお気を付けてと家内言う笑顔だけでも会話最高
5
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灰色猫
さよならと今日も見送る君の背に火花のように恋をしている
11
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灰色猫
揺れてたり結ばれてたり割れてたりハートマークが海を見ている
8
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灰色猫
湧き起こる夏の祭典その前のまたその前のメダルはいくつ
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