紹益のお気に入りの歌一覧
あまおう
この雨の冷たさを知るきみはまた小さな傘で「おいで」と笑う
25
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遠井 海
第一次反抗期真っ只中のサンドバックとして生きる日々
11
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詠み人知らず
冬過ぎばやがては来ぬる春なれど憂かりけるべき散る桜花
2
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あまおう
まだ酒や女の子には興味ないあの頃もらったブランデーチョコ
22
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みやこうまし
御所の庭鋏の音が此処かしこ春に備えてお化粧直し
12
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市川春水
無人駅 そっと飾られた水仙はどこのどなたの こころづかい
15
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五穀米
アパートの壁は夕陽を反射して語りかけたる明日は何色
13
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市川春水
こまやかな春のひざしを駆けぬけてはこばれてくる菜の花のとき
28
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あまおう
眠れない夜や淋しい深夜にはここで待っててくれる人たち
33
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舞
閉ざされた空の果てから白鳥の声遥かなり旅立の時
17
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遠井 海
甘っちょろい乙女思考から脱皮して年相応の分別が欲し
20
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桜園
霜焼けて黄色の小菊のみ残る庭に夕べの日がさしそめぬ
24
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まぽりん
散りつもる木の葉つむじに吹き立てて四方に激しき武蔵野の風
26
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桜園
やうやくに福寿草の花開き足音立てて春近づきぬ
19
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舞
ホームレスごみ箱漁る背を照らす億ションの灯に如何な人棲む
6
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もなca
別れ際やさしく抱擁するきみが少し寂しい月明かりの下
17
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八神 風萃
天寿から 逃げ出すように 生き急げ今際の際は さして遠からず
1
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市川春水
「パンのみに生きるにあらず」とは言うがキズナより実体が欲しいだろうよ
4
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詠み人知らず
春立ちぬ 風は温みて梅が枝を揺らし誘う 日だまりのさき
21
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恣翁
霜融けて 日脚延ぶるに 春草の萌えて 積む雪半ば消えたり
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