紫草のお気に入りの歌一覧
山桃
けんか売る小沢はやくも腰折れの秋陣営の下の句かなし
11
もっと見る
たんぽぽすずめ。
触れたれば金の輪を持つ黒き目の鸚哥見つめし冴ゆる朝かな
13
もっと見る
舞
秋風に揺れるも楽し青空と色を競える秋桜の花
18
もっと見る
葵の助
半年はあっという間に過ぎ去って全てのことはちっぽけちっぽけ
2
もっと見る
緑里
予報図が雨雨雨の週末を手書きで晴れに変えているきみ
7
もっと見る
葵の助
ぐずぐずと心に溜まった糸くずをぱーっと掃き出してくれる強風
4
もっと見る
くりくりまろん
三枚の秋刀魚は血腸払い去り清らを示す電灯の下に
2
もっと見る
妃兎
幸せは歩かぬ むしろ 走り去る届かぬどころか 姿も見えで
4
もっと見る
芳立
巻き舌の北京訛りもわろからぬ小姐よわれもしばし漢びと
9
もっと見る
あき
どれだけの気合い入れたか知らないで吹き付ける風 寒いじゃないの
20
もっと見る
光源氏
いとせめて苦しき時はむばたまの夜のネオンにさ迷ひて寝る
13
もっと見る
さっきー
伝えると心に決めて坂上る秋の夜空に背中押されて
10
もっと見る
舞
大空の果てには在るや人の世の憂さの無き国雲を見上げる
11
もっと見る
くりくりまろん
ティッシュにて紙縒りを作り鼻に挿しくさめするほど長閑なる時
4
もっと見る
七色コイン
あの世行き親父と会って酌み交わす肴じゃこ天、宇和島の味
14
もっと見る
七色コイン
花金と騒ぐもいいが土と日の働きありて世界は動く
7
もっと見る
半格斎
己が名に「ちやん」つけて云ふきみにまね我が名に「ちやん」を声落とし云ふ
16
もっと見る
庭鳥
ふた月も歌詠まぬ日々。切実な叫び忘れた穏やかな日々
19
もっと見る
庭鳥
角みっつ出して満悦夜顔の蕾に風が吹き付ける夜
6
もっと見る
庭鳥
首都圏の土産代わりに台風は菊鉢連れて去ったのでした
10
もっと見る
[1]
<<
836
|
837
|
838
|
839
|
840
|
841
|
842
|
843
|
844
|
845
|
846
>>
[846]