蔓葵のお気に入りの歌一覧
灰色猫
間違えてピクルス液に漬けてあるあなたの恋をぽりぽりかじる
19
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へし切
ふりかかる春の時雨に梅の花ぬれなむ袖に匂ふのこり香
25
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へし切
変わらずに花は咲かまし春の色けふかあすかと人も待ちける
21
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萱斎院
あかなくに梅がかをりにさそはれて 来鳴く鳥こそつれなかりけれ
16
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へし切
墨染めに咲くとや花もかなしかり見る我さへに春をうらみむ
22
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萱斎院
寝もやらず格子はなちてうちながむ かをりの闇に影見ゆらむや
12
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へし切
霞みこむ空の気色もうらうらと照れる春日に匂ふ梅の香
20
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己利善慮鬼
花びらを幾つも踏んだ靴底だ足跡だけで分かる貴方だ
6
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萱斎院
むめが香に雪も融くらし軒端より いよよまさらむ玉みづの音
10
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萱斎院
ゆるびけり せせらぎさそふ梅の花 うたかたきみが影ぞうつろふ
13
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萱斎院
霞むひにさそはるる風まよふらむ 雪の涙の濡らす軒端に
8
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萱斎院
かすみ立つ ゆきげの水の早む瀬に うたかたむすびやがて消えぬる
13
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萱斎院
ほのめきて春を告ぐるや梅の花 袖のこほりも風にとけまし
10
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舞
彩りはひとさしのみの紅の映えて美し野の花の君
11
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舞
モノクロに塗り込められた一日を終えて彩り我が家の灯り
10
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へし切
みそらには花ぞ散るらし奥山のはるか雲居は春にやあらむ
22
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へし切
春ながら雪は家陰に消えのこり菫ひとつの暖かさかな
32
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萱斎院
ことしげきうき世のなかにつもりぬる 冷ゆる言の葉つつむ白雪
14
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萱斎院
うすごほり風にただよふささなみの かりの浮き寝と知りつつもなほ
12
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へし切
待ちわたる春は名のみに風寒えて雪気に曇る小夜の月かな
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