詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
美津村
運命と思ひ諦めしひとつには我に嫁ししを含むや汝は
9
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絮谷新
谷の間の部落沈める夜の湖に映るドゥーべは帰郷の標べ
17
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千映
暫くは暑がり寒がり分岐点衣類でわかる面白き日々
10
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舞
妻の背を妻吾の背を労りつ迷いて歩む旅の風景
9
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秋日好
もう一日不慣れな残暑乗り越えて後は冬まで特急の秋
15
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秋日好
火の上を飛んで来いと言う声音二つの心音 潮に重なる
13
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秋日好
鳴らずとも君の心の空隙にじわりと沁みる言葉が欲しい
14
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たけくらべ
闇の夜を仄かに照らす月あらば応えて生きむ吾は地球の子
21
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秋日好
七枚の半袖制服物干しに並び仕事に行けないとす
17
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秋日好
庭に出て小玉スイカにかぶりつくもっと早くにやればよかった
24
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ラベンダー
前衛とか 名付けておいて 世の中の 流れは常に 出る釘を打つ
8
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千映
窓の外キウイの幹が二本占め巻付くアイビー窓狭くする
14
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灰色猫
天と地の架け橋となるためブランコに揺られ続ける幻想抱く
20
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灰色猫
抱きとめるちっちゃな君の髪の毛の香り愛しく頬を埋める
19
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灰色猫
店頭に売れ残りたる花火たち燃ゆることなき秋の寂しさ
25
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灰色猫
健気にも毎日拍手す乙女子よ君のお陰でうたのわ元気
17
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たけくらべ
あかねさす日の暮れ泥む秋なれど別れしままの人ぞ恋しき
18
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雛乃
「男を見る目がないよね」とは言っても「俺にしなよ」とは言わないひと
7
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沙久
「会いたい」と 思っていたら 王子様が立ち読みしている 傘ぶら下げて
18
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沙久
前任者 前々任者 前前前? 深いぞ地下の 「汚染」の闇は
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