紫草のお気に入りの歌一覧
聴雨
降り初むる雨に心は奪はれて今詠みかけの歌をうしなふ
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恣翁
清しき夜 高き天より 露墜ちぬ 蓮の台に 定まらずして
29
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陽だまり
あなたの目誰を追うのかわかるほど私もあなたを追っていました
6
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河のほとり
秋風に添ひてばいつか行き逢はむ空にかなしき心ばかりに
9
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詠み人知らず
バックミラー手を振る母の姿あり角を曲がれば 涙溢れる
3
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緋色
手のひらに収まる程の嘘でやるキャッチボールが結構好きだ
16
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しまじま
名も知らぬ 草と抜かれて 悲しけり いずれ花咲き 実をつけたるを
3
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冬野 凪
浴槽におもちやのあひる三羽いて子供とともに茹であがつてゐる
8
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たんぽぽすずめ。
寂しがる遠き心へ出来るならリボンを結び分かち合いたひ
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七色コイン
ドン!と詠め。詠んだらそれが君の歌。心配するな。誰かが受ける。
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河のほとり
染めぬればかつ散り乱ふ紅葉はわが思ふことの果てとこそ見れ
12
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悠々
なにもかもすべて失くして噛みしめる生きる悲しみ生きる喜び
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由良
薄雲に添いて瞬くひとつ星ここに居るよと あの人のよう
11
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たんぽぽすずめ。
胸びれと尾びれに塩で焼きたれば泳ぐが如き大秋刀魚かな
8
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まるえふ
冷淡に黒目を止めて眉ずらすそういう時の自分は好きだ
8
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まるえふ
尖んがってねじったような口をする今もの凄い事妄想してる
6
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恣翁
奥深き 竹薮に坐し 琴弾けり 人知らざるも 月のみぞ来し
22
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詠み人知らず
ぶらぶらと写真とるまで復活す今の体調このまま続け
12
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ほたる
前世では男の子だったかもしれぬ工事現場のクレーンが好き
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小夜子
夕立に母の涙が重なって無力なわたしを打ちつけている
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