日置鳩子のお気に入りの歌一覧
キタハラ
「まだ若いから大丈夫」とかそんな雑な応援やめてください
27
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キタハラ
内臓のひとつに赤い花が咲き侵食されてゆくような恋
32
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キタハラ
もう二度と降りることなきバス停で雨に打たれる面接帰り
40
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はな
痛くてもがまんしたけどこの靴もガラスの靴じゃなかったみたい
25
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はな
「幸せを知る」と書いてあの人の彼女の名前は幸知というらしい
10
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さえね
側溝のふた 80万72号 として生きるのもありだと思う
14
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さえね
せんせー、と、ひらがなでいつもぼくをよぶ生徒であった 春は遠くて
9
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詠み人知らず
ばつばつと傘打つ雨の玉が見え 百円なりの 楽しみがある
19
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悠々
呑まれたる邑は海市となりけるも 廃墟の土に芽吹く蒲公英
34
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詠み人知らず
両替機 いつも故障し ロッカーの 難民になる 京都八条口
9
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ゐわむら
写真から漂う夏の涼風よ ポニーテールを降ろしても君
8
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ゐわむら
誰もいない夜、ハイウェイに落ちる月 パーソナリティが何か言ってる
9
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ゐわむら
こんな夜にノクターンなんてかけるから胸がざわついてしまうじゃないか
9
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ゐわむら
街の灯に消されてしまつた星たちの光のやうな夢だつたのです
11
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ゐわむら
僕がまだ夜空の星屑だつたころ世界は僕の庭だつたのに
21
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千映
本年も宜しくなんて書かなくて九十四歳元気と書きなよ
24
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千映
「ごめんね」と心でいうて切り刻む母と吾のシャツ油拭きにす
13
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千映
台風の過ぎ去りしあとそちこちの部屋風通し青空も入れ
15
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吉野 鮎
父ふたり君もまじりて謠するわたしは一人姉さま遊び
15
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吉野 鮎
向日葵は好きかとふ汝の蒼ふかき瞳が好き 星流る夜
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