コタローのお気に入りの歌一覧
ななかまど
谷のあさ栃の実ひとつ手にすればいずこにあるや母の竹籠
14
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ななかまど
はやばやと釣瓶落としの柳かげ一日つむぎて吾が影と行く
14
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ななかまど
吾の手の皺かさなるを辛苦とは言わさぬように銀杏の古樹
9
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ななかまど
原子炉の時代の役目は変わりたり半世紀すぐ鉄腕アトム
9
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横井 信
ベットからまだ薄暗い早朝の空に飛び立つ鳥を見送る
14
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横井 信
水面へと魚を追って舞い上がり川を越えてくアオサギの秋
10
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横井 信
秋蝶の宿を求める街角に金木犀のやさしい香り
10
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横井 信
痛みなど知らないように降る雨にそっと流した祈りの言葉
16
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横井 信
朝露にひかる果実も春の日の薫り漂う花びらのあと
13
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詠み人知らず
潮騷の砂丘の棚田に稻架高く能登の海鳴り遠ざかりける
16
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詠み人知らず
コスモスのなか園兒らの聲あがり色とりどりの花のみ搖れて
12
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詠み人知らず
音もなく秋深みつつ柳散る川邊の面にゆる己が影わびし
18
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うすべに
深まれば冷たい雨に濡れおちる 桜もみじの見る夢は春
10
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うすべに
いかるがのいにしえびとの夢の跡 コスモス揺らす飛鳥風吹く
9
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滝川昌之
エスコートキッズが選手見上ぐごと胸いっぱいに染むあかね空
19
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可不可
アイシャドゥ濃すぎる瞼みひらくと秋空こんなにも青い瞳
5
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恣翁
雨染みの残れる壁に 秋の蚊を 空しく 二人数へたりけり
13
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恣翁
午鶏を聞きたる農家の竹薮に 数多垂れたる烏瓜かな
13
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恣翁
鬱蒼たる鎮守の杜ぞ 月を背に 別珍のごと艶含みける
13
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恣翁
沼底に 陽の届くがに 幾重にも重ねし漆 光沢に浮き出づ
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