詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
呉竹の憂き節
もみぢ葉や繋がぬ舟の身は憂くも秋来る方の月ぞただ見る
12
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春夏冬
夢詰めたポケットはとうに擦り切れて何時の間にやら御覧の有り様
8
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灰色猫
幾千の沈める御霊を抱きつつ凪の海神眠る夕映え
20
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千映
おでん煮てお泊り母を迎えよう四泊五日で吾は蘇生され
14
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灰色猫
敬虔な祈りを捧ぐイスラムの少女の瞳に平和の光り
17
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灰色猫
生と死が水揚げされたイルカのようにわたしの前でのたうちまわる
14
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灰色猫
鵯が軒の庇に雨宿り矢のごとく飛ぶオスカー眺めつ
17
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葱りんと
真夜中に 楽しき楽しき 酒に酔う 明日の朝には 聖母の笑みで
16
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沙久
壊れやすい あたしの憧れ 「天地無用」 誰も触れぬなら 逆立ちしよう
16
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片井俊二
秋風に揺れる木の葉はうっすらと色づきながら心離れて
8
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沙久
「真夜中は本当に音が響くね」と 刻む、混ぜる、洗う 深夜零時
19
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へし切
然らぬだに秋はこころも沈むるを 時雨れ時雨れて 吾 泣き濡れて
23
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詠み人知らず
長月の光に照り搖る稻穗波 案山子が飮まれ風搖れる秋
8
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狼煙
長しえに 我歌を詠む いつの日か 浮世の闇を 切り拓くため
7
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桐生賄
頂いた 秋刀魚さばいて 塩ふりに 長男好物 食べさせたいな
19
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椿雪
もう二度とつなぐ事無い君の手がひらひら揺れて夏と去りゆく
5
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椿雪
推し量る愛の物差し無いけれど、想いは真実。言葉は虚実。
7
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コーヤ
夢抱き希望のつぼみ開くまで一歩一歩と努力重ねて
19
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コーヤ
コスモスの群れ並ぶ脇歩むなり揺れる微笑み心も弾む
16
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麻
藍染めの深くなりゆく宵闇にひときは光る秋のゆふづつ
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