南美帆のお気に入りの歌一覧
いちにのパッパ
寝る前の三歳の言う「だいすき」にパパが返せば「ママにいったの」
7
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舞
朝消えの露を宿したすすき穂の原一面に朝日差し来る
2
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ひの
「絶対に好き」とあなたは誘うけど絶対なんて付けるなら嘘
2
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詠み人知らず
環境を保護するなどと人間の 思い上がりに天罰くだる
17
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へし切
解き衣の 千千に乱れる 恋心身は地獄へと 狂気の果てに
5
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リンダ
いまここで投げ出すことの快感に揺れて戻りし天秤を持つ
3
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薫智
つなぎたくない点が線でつながってゆくよままならないこの世界
7
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詠み人知らず
一年が手帳ひとつに纏められ 愛とか恋は削除されてく
15
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詠み人知らず
お互いに日々少しずつ老いながら 行ってらっしゃい お帰りなさい
171
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詠み人知らず
赴任地へ我を運びしのぞみには ふあんふあんと警笛の鳴る
13
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彌生
空の青 人が死んだと聞いた日も 注ぐ光は変わらないまま
3
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彌生
さよならをまたねに替えて見送った君の背中をもう追いたくて
14
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muku
曇り空 青い絵の具を握りしめ 見上げるばかりで何も出来ずに
2
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いちにのパッパ
「ほんとうにダイジョブ?」なんて仕舞いには三歳も言うおでかけの前
2
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日向猫
冷たさと遠さを映す濃い青の秋空はもう思い出の中
18
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夏恋
その引き手沈む夕日を弾く線と判らぬ誉め方なれど嬉しく
10
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紀一
ゲイ、ゲイと、言われているが、その人はゲイではなくてヒトなのである
7
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ほぴた かちな
期待する振動するたび 返信は二度と来ないとわかっているのに
2
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かものしゃじ
魂川に 流れる水は 白緑の 露の光の姿なりけり
3
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へし切
恋文は 届いているの 問いかけて夢で逢えたら 渡せるものを
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