夕夏のお気に入りの歌一覧
樂々
フィクションよと妻は笑うが何度目だ!夫を悼む短歌入選
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横井 信
休みあけぼんやり見てる街あかりちょっと冷たいクーラーの風
9
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樟明子
默々と木の葉を食べる蟲けらのわたしはどれほど喜びを知る
6
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トウジさん
溶けそうや水風呂飛込み吐息つく あぁこのまま金魚になりたい
8
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水紫
会うときに贈る一首はラブレターあなたに届け私の想い
5
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水紫
気落ちする曇り空にも晴れ間できる時折届く君からの文
5
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千映2
夏休みパンダの氷削り器で吾と戯れた子も白髪増え
5
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弥栄成就
転がりて 最期の一鳴き アブラゼミ 命謳歌し 天へ飛び立つ
18
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うすべに
ぽんぽんと叩いてみろと祖母笑う わからなかった西瓜の機嫌
10
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祈り花
一面の青田のそよぐ夏色の風は清かに梅雨明けを告ぐ
10
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横井 信
長梅雨の雲を抜け出し満月は真夏の夜を明るく照らす
15
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滝川昌之
迷い込み暴れる蝉を逃がそうと部屋中に追う俺の冤罪
16
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舞
さざ波を起こして消える何気無い風の音みなみそひとつ文字
2
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里香
言の葉に からめて捕らえる ささやかさ ちいさな笑みも 忘れぬように
2
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夏深
流れゆく景色がいつか懐かしき故郷に変わる車窓恋しき
10
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あかつき
何度洗ってもシャツの染みが消えない 何度笑っても忘れられない
5
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丑之助
何事を成すか成さぬか考えど何も成さざる人生もあるか
2
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灰色猫
この胸に今なお巡る遠い日の声にならない真夏の果実
14
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滝川昌之
人疎ら素足で踏み入る浜に聴く今夏の砂の初鳴き寂し
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ななかまど
石段のくぼみにできた水たまり切り取られたる夏雲の峰
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