カラキタのお気に入りの歌一覧
まぽりん
蚊遣り火の消えし軒端に小夜ふけて宿り初めたる秋の月かげ
23
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舞
月浮かぶ暮れゆ夕焼けその下にささやかなれど吾れ待つ灯り
12
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みん
どうしても他人に心配されたくて二回余分に咳をしてみる
12
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野々花
朝顔の苗に追肥を施して「まだまだいける」と愛情注ぐ
10
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詠み人知らず
いつもより優しい風が吹く街は私を少し幸せにする
21
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矢車菊
ありふれた言葉 あなたの声ならば淡いひかりのように優しい
10
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桐生賄
草花の 盛りも終わりに 近づいて 寂しさ漂う 我が家の庭よ
6
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コーヤ
紅葉の舞うを夫と眺め見て紡ぐ言の葉金色に見え
7
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林林
椎の実のころんと吾を見つめをり拾いて今宵 共に月見を
21
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コーヤ
鮮やかな彩り染めた紅葉は有終の美飾り散りゆく
10
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舞
色を成す貴石にもます早乙女のくつろぐ襟の肌の艶やに
12
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へし切
逢いたいと古き写真につぶやけば傍にいるよと微笑み返し
25
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まぽりん
身を変へて千代めぐるとも望月のさやけき影は変はらざらなむ
26
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千映
この夏に 枯らした花の数鉢が化けて出るかな 我が家の庭に
12
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大さん
唇をなぞる手 君を覚えてる記憶の中に閉じ込めたのに
10
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雛乃
口実がないとあなたに連絡のひとつもできないわたしがいて
7
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へし切
秋はなほ心もしのに夜半の床 月は満つれど侘しかりけり
25
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コーヤ
中秋の名月映し飲む酒は心に幸の明かり灯して
16
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富鴨
意味のある死が来るならば生もまた無意味でないと信じていたい
21
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へし切
老いぬれば急くこともなき吾が人生をゆっくり歩まん萩がこぼれる
25
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