まぽりんのお気に入りの歌一覧
竜胆
ふりつむる歌に包まれまなうらに美しき日々想ふ短日
14
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桜園
すみわたる正月三日の庭の梅花芽あまたにはつ春祝ふ
24
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芳立
直からぬ道の巳にもひと筆をあやまちならむ己なりけり
6
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芳立
雨あらし七日七夜の御仏を七重にまもる蛇もありけり
4
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もなca
ひたみちに駆け抜けて行く青年の風切る肩にみなぎる光
13
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あかつき
託されし襷煌めく青天の箱根路駆ける虹色の風
2
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みやこうまし
パソコンに三味なれるわが部屋を戸を少し明け妻がのぞき見
15
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紫草
陽炎つ朝霧の中を昇りゆく黄金日輪に掌を合わせたり
9
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デラモルテ
海神の哭き悲傷ぶる冬の海廢路を走る喪車のまぼろし
4
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デラモルテ
人知れず叶ひし夢に言祝ぐる祝ひの酒を友と交はしつ
5
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紗月
初彼女できてにやける弟の肘を小突いて姉もにやける
11
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紗月
改札を挟み幼子微笑みて嫗は一人涙に暮るる
2
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夏恋
逝く夏に無残に焦げる赤蛍くすぶりながら舞姫が逝く
23
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桜園
あらたまの年のはじめは神仏と心かよわせ清らに生きたし
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浅草大将
幾そたび世はあらたまの年をふれどまつに変はらぬたづの寿ぎ
15
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紫苑
凍てつける空みあぐれば片頬の月の嗤へるあらたまの春
16
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浅草大将
よろづ代をゆるがぬ岩に寄る亀もさざれ石なる昔とひつつ
7
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詠み人知らず
呼びたくも名さへ知らざる君なれば恋しかりしは我ばかりなり
9
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みやこうまし
初春に祈願すること少なきに孫と書初め希望の二文字
15
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恣翁
落日の千切れ雲 背に 凧のごと飛ぶ鳶鳴けり 我が物顔に
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