Chicoのお気に入りの歌一覧
舞
解き交わす夢に目覚める夜半の月せめて伽せよ憂き独り寝に
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詠み人知らず
子供らの屈託のない無邪気さを 底でささえる 親の情念
20
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是瓜
花が落つその瞬間を前にしていつもは見えぬ不穏を抱いた
9
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へし切
つれなくも身は老ひゆけど我が心あの日の君に置き忘れきて
21
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へし切
今宵見るこの望月のめづらしき夢のなごりの君がおもかげ
23
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へし切
病む妻の介護に暮れる友おもふ かける言葉の無きぞ悲しき
19
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へし切
亡き父に 面も声音も癖さへも似てくる吾を見 老ひし母笑む
24
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へし切
罪の無き人を殺める大義など争ふものにあるべきもなき
22
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へし切
妻みとりこころの空となりし日々華やぐ春をいかで過ごさむ
29
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へし切
おもろいと 思へば成らぬことも成る 浪速花道 男が通る
19
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へし切
風に乗り飛んでみたいな大空をふわりふわりと寝転びながら
4
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へし切
人戀しひとり生きゆく淋しさを歎けど癒えぬ老いの慟哭
26
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へし切
街角の横断歩道に立ち居れば 鴉がちょこちょこ 渡るをみとむ
20
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へし切
遠足のママの作ったお弁当 帰りは想い出いっぱいつめて
27
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へし切
たらちねの母の温もり懐かしき 吾が身愛へとなほも気遣ふ
33
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へし切
尋ね来る人もなき夜は淋しやなひとり夕餉に溜め息をつき
27
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へし切
たらい湯に浸かりて汗をひと流し幼き頃の夏の思い出
26
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へし切
たまごかけ食べて願ふは一年の無病息災それに金運
19
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へし切
蛍雪のラジオ講座に耳澄ます深夜0時は睡魔がおそふ
21
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へし切
愚かにも妻の病を気付かぬを心痛みて日々暮らしおり
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