詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
炭酸水
発芽とは祈る姿に似たるもの両手を合わせ殻突き破る
33
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絮谷新
偽りを秘める眺めを映したる広口瓶の歪むる枯野
20
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絮谷新
西日差す庭の緑の陰深し何処に子等の声は名残りて
21
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恕道
さあ皆意気揚々と歌うんだ 素直な気持ち爆発させろ
17
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舞
月影の朗らな今宵ポンポコも踊り来るよなあぁそりゃオレか!?
14
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葱りんと
酔ってると 気が大きくなりよって 短歌に起す 酒は歌の長
10
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千映
ユーチューブ見せて喜ぶ母がいるこの一瞬が親孝行ね
19
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紗ゆり
末っ子の運動会の徒競走誰に似たのか常にどん尻
9
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葱りんと
人体は それ素晴らしき 楽器だと 声あげ歌う 役者のように
18
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河のほとり
風ばかり夕べの空にこたへしてなにぞは人のおとづれもせぬ
19
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絮谷新
悲しみはコーヒーカップに残る澱理由を問はねば質量増して
18
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夕夏
みそひともじにきょくをつけうたにするささのはさららかぜにふかれて
4
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石川順一
赤飯とケーキを食べて誕生日ロールケーキを譲る日なりき
14
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へし切
秋はなほ月の桂も黄葉する山のこのはに照りまさるらむ
25
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桐生賄
毎晩の 日課次男の 背中へと 薬塗布する 母の役目よ
23
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Chico
ふやけたる箱に純情眠りける ペットフードの罐のとなりに
18
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Chico
捨てられた箱に律儀に收まれり 呼ばれる日まで名もなき純情
22
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沙久
「一番」を 目指してしまう この恋は どす黒いものに 覆われていく
18
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灰色猫
行かないで土砂降りでもかまわずにずぶ濡れのままそう伝えるよ
22
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灰色猫
変わらずに小さな殻に閉じこもり傷つくような君ならもういらないさ
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