Chicoのお気に入りの歌一覧
千映
ありがとう ごめんなさいねの言葉だけあれば充分生きていけそう
18
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ミミンガ
あらがはず 生きて行くのも いとをかし 水にながされ 風におされて
16
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詠み人知らず
教壇の講師の声は子守唄 だんだん遠く 揺れて消えゆく
17
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詠み人知らず
ちりめんを山盛りにした升のある魚屋さんはよくしゃべる人
16
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詠み人知らず
幾重にも重ねし色の味わいで君への想い描くスケッチ
18
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恣翁
朽ちし樹の 複雑な虚の陰影を 蛞蝓這ふに 淫靡を覚ゆ
11
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泉白水
三センチ開いた窓からおやすみと風が鳴る夜に故郷を思う
18
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千映
息抜きに来てみませんか?町内のサロンの案内一筆加筆
15
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千映
この日本 美味しいという言の葉はなくなったのか?母の質問
9
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灯
梅雨はじめ 世間を感じ 外出す 車のライト 夕暮れと同じ
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もなca
水無月や父の愛でたるとりどりのあじさゐ並ぶ実家の仏壇
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愚と楽
ポプラの木 あぶらぜみ追い くわの木に黄星カミキリ ファーブルの夢
11
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愚と楽
産院で呼ばれたりけり「こつぶちゃん」 今もう遠き 十六の君
16
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ゆり
刈り込みを終えたにおいが街角に流れてやがて雨が追いつく
17
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せん
フレームに閉じ込められた笑みひとつ歳もとらずに色褪せてゆく
17
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のらねこ
ドキドキを 聞かれる様な その位置で君の言葉が 聞ける幸せ
11
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そらたろう
運命ねこんなところで逢うなんて今日に限ってジーパンティーシャツ
8
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桜ねこ
朝ごはん梅干しのせて紫蘇の葉と海苔で巻いたら美味カルテット
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只野ハル
想定はしていたけれどまた今日もデイサービスに父は行かぬと
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林林
水墨画 描けそうな空 雲一面 心の筆で 濃淡つけて
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