桜田 武のお気に入りの歌一覧
灰色猫
丁寧に育てたはずの冬大根今年も父に遠く及ばず
19
もっと見る
滝川昌之
鍵穴が墳墓の形に見えるから亡父の机の開けぬ引き出し
21
もっと見る
滝川昌之
珍しい酒の瓶など捨てられて集積場に名残る年越し
24
もっと見る
横井 信
動き出すときはまだかと霜の降る冬の大地も朝陽に香る
13
もっと見る
横井 信
まだ早い朝を見守る街灯の明かりの中で踊る雨粒
19
もっと見る
林林
うたのわの海に潜ればあたたかく痛みも凝りもしゅわしゅわ溶ける
12
もっと見る
灰色猫
天地も理由があって暴れるの人は自然を崇めるだけなの
10
もっと見る
滝川昌之
クリスマス妻と本など贈り合い読書灯にて更けゆく聖夜
19
もっと見る
名鈴
神は見つ 善き弟兄の 捧げ物 験に鐘を 鳴り響ましむ
13
もっと見る
名鈴
我が庵の 若木の蕾 固きまま やがて春や来る 今は根延へよ
19
もっと見る
名鈴
臘燭が 心の隈を 明らむらし 相移ろへる 妻夫の思ひ
11
もっと見る
ながさき
これほどに かがやく君に 出逢うふとは 思ひもせずに 夜空をあほぐ
12
もっと見る
ながさき
人々の 心の底に 秘められたダイヤモンドを 仏性と云ふ
14
もっと見る
ながさき
末法の 世界広布が 進行中 多くの人が まだ見ぬ世界
7
もっと見る
ながさき
根拠ある 理論のとおり 実行し 結果が出れば 正しい証拠
11
もっと見る
滝川昌之
北風に手櫛で直す乱れ髪 逆手はギュッと襟元握り
17
もっと見る
滝川昌之
良かったとたまに思える日のためにその他の日々を懸命に生く
20
もっと見る
灰色猫
海のある星へダイブし新たなる劇的進化を遂げてみようぜ
12
もっと見る
灰色猫
戦場で聖なる歌が共鳴し地球で銃が鳴らなかった日
12
もっと見る
横井 信
冷えてきた冬至の夜に読み終えた本を閉じれば柔らかな雨
14
もっと見る
[1]
<<
72
|
73
|
74
|
75
|
76
|
77
|
78
|
79
|
80
|
81
|
82
>>
[143]