滝川昌之のお気に入りの歌一覧
うすべに
うす闇にはしゃぐ小さな影法師 風よ止んでと蛍呼ぶ声
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さいおん
春日野乃 御蓋乃杜乃 呼子鳥乃 鳴響成 音愛来
10
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可不可
アル・カポネなんて昔話 でも 島国いまさら禁酒法
5
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或韋
そのひとも戯れあひたる日々さへも踵返さぬものと知りせば
4
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詠み人知らず
雨の音に 歌を歌いて 涙した 隠れて拭いた 強がりな私
4
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ななかまど
窓に這う朝顔の葉を透いてくる緑の葉影畳に揺れる
10
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谷村思亜
底の底 落ちてゆくのは意にかなう この絶望の底のなきごと
5
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詠み人知らず
青空と 太陽の照る うだる暑さ 白い手は映え 夢のために歩む
7
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綴迷停
青空と同化するのを拒むのか山の稜線緑際立ち
4
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河のほとり
しばしとて休めるものを涼しさに立ち憂くなりぬ夏の木のもと
8
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河のほとり
照る月も夏の他なる大空にかよへる風やここら涼しき
11
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河のほとり
ほととぎす聞かずなりぬるこの頃の夜はいづこに宿を借るらむ
7
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河のほとり
ぬばたまの夢にも咲きし花見ればまた現にも妹に逢はばや
8
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河のほとり
涼風に梢そよげば何となく奥もゆかしき夏山の道
9
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綴迷停
白き月水色の空に輝きて雲の切れ間に自分を徴し
3
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び わ
注意して車運転妻をのせ家庭用品あれこれ探し
4
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横井 信
みどり濃くたたずむ雨季の老木にそっと手をあて聴く鳥の歌
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KEN
生ひ荒ぶ 葎の奧の 下野に 羽音幽けく まなこの止まる
11
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わかばみち
この世から避難したくてお酒飲むこの一節が心にストン
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草木藍
日が暮れて虫の音早も庭に聴き季節はいつぞと迷う水無月
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