御宿川蝉のお気に入りの歌一覧
舞
恋初めし十五の春と桜木はかわることなく咲いてまた散る
7
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萱斎院
み吉野の山にきみ待つ花散らば 来むよのはても埋もれてしかな
5
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舞
幾度か桜木咲くをふたり見て散りゆく花をともにまた見る
9
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茂作
あと幾度見られるものか知らねばや 花の盛りは寂しさもあり
11
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アガサ
ふうわりと 風の鼓に舞ふ櫻 横笛聽かば いやまさに舞ふ
5
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灰色猫
舞ってゆく桜に惚れてしまうのは夢を忘れぬ君がいるから
8
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茂作
寄り添つた葱の姿に勵まされ 萎える芋葉に新たな芽吹き
11
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うすべに
人知れず春をよろこぶ花ひとつ 煉瓦のつぎめの小さいすみれ
8
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横井 信
花の咲く街を見守る戦国の武将の墓にウグイスの声
6
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詠み人知らず
懐かしき 春の誘う 道ゆけば 散る桜追う 君が浮かんで
7
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舞
「春だね」と「ああ、春だな」と 茶を飲みつ語ることなく弥生暮れゆく
6
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横井 信
雨音の続く昼間の食卓で本のページを静かにめくる
8
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里香
あたらしい 畳のかおりの かなしみが かるい心を 吹き抜けてゆく
8
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へし切
自由の無い国の人には 分かるまい 自由を求める人の強さを
7
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あろ
またひとつ 年が過ぎ行き 梅が散る時の止まった 君は遠くに
5
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詠み人知らず
夢集め 輝いた日々 追いつかず 新たな夢に 二人で歩む
3
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舞
たまゆらの夢のひと夜に逢うひとの覚めて儚く残り香もなく
7
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夏深
夏来れば戦場は黄に彩られひまわり咲くや骸を隠し
8
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うすべに
野仏のほこらにかかる山桜 負けじときそうあおもじの春
5
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ななかまど
春の路陽のあたる方へ歩きたしわが影法師一人をつれて
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