羽のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
赦すときあなたは自由になるだろう自由になるとはそういうことだ
30
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卯月
いつの日か迎えに行くからレゴリスの中で「かぐや」よお眠りなさい
5
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山本克夫
ひとりではどうしようもなく夕闇に手と手をつなぐよわい生き物
4
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歌会第二会場跡地
迷うたび立ち止まるたび君がいた ふたり選んだ 譲らない夏
22
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田中ましろ
絶望はオブラートみたいに溶けて希望なんかが出てきたりする
11
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虫武一俊
砕け散った月はリングになれるけど美しいけど違う夜空だ
9
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ゆら
砂漠なら砂漠で生きる花になれ 死すまで水を求むるなかれ
4
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諏那布
もういない一人娘のかぐや姫月に降り立つ最後儚し
6
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只野ハル
君の命の輝きはオーストラリアの天文台に届いたよ
8
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まるたまる
もう大概の言葉は使い果たして 君を思った 君を憎んだ
22
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銀
寄り道はプールのにおいに連れられてアイスをつつく だからしあわせ
4
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詠み人知らず
膝まくらしてあげるよ二人で聞こう地球が最後に自転する音
6
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うにうに
温めるべきあなたへの「ありがとう」ゆっくり両手のただなかに置く
4
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やすむ
こっちのが遠くまでいく汽車だからだから選ぶよ 跳んで乗るのよ
2
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向日葵
窓際でまどろむ猫のカニカマの夢は横取りしないであげて
3
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紫苑
花房をめざし飛び来る蜜蜂をもの干す手とめそっと見守る
4
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詠み人知らず
旅立ちの朝たずさえる何となくはずむ心と月面の地図
6
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椿
さまざまの色はなせれどさみどりを雨が育くみやがて濃き夏
4
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只野ハル
日常の内と外ただ映すよう書き留めここに生きた証が
7
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たんぽぽすずめ。
自分ではやれない事は歌にしてみんなで走り地球を回せ
6
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