Chicoのお気に入りの歌一覧
林林
荒波に漕ぎ出す船の揺れ揺れて綱と網とをぐぐつと牽いて
15
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秋日好
バーベキュー成形炭でじわじわと焙りながらも端から食べる
15
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舞
さみだれに花占すれば紫陽花の色はうつろう思いはつのる
18
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里希
窓辺から神さまのような光射す ここを開ければどこでも行ける
5
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潮月繁樹
軒先の照る坊はずし笹竹に園児ら今はなに願うなり
27
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コーヤ
合歓の木の淡き紅色花咲きて蝶が舞うごとひらりひらりと
12
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芳立
料金所ふたつ過ぎれば濃みどりのあなたに碧い海はあふれる
9
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恣翁
花の前に 悲しき調べ奏でずて 酒酌み交はし 吾を送らなも
17
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みなま
寝食を忘れ打ち込む末の子の冷めたカフェオレ カップをさげる
15
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ミツ子
元気かな疲れてないかな 笑ってる母に会いたい日曜の昼
15
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詠み人知らず
外は雨なすこともなく山形のサクランボの枝舌で結びぬ
17
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詠み人知らず
あんなにも続いたLINE今僕の吹き出しの下なにも無いけど
4
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金魚藻
病む咽喉に薄荷の優し午睡前風よ吹け、そら、書類を攫へ
4
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コーヤ
赤とんぼ真っ赤に染まる夕暮れに想いをよせて身を燃やし飛ぶ
15
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成瀬山水
梅雨晴れに青を教わり自転車が鈴で知らせる夏の訪れ
11
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風花
入道雲湧き立つ夏の空となり自転車の影一段と濃く
16
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風花
幾重にもフリル重ね咲く百日紅重たき枝の青空に映え
16
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南美帆
七歳の眠る娘に寄り添えば甘い香りの夢を見ている
16
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裕二
祖母の背にかすかにくゆるあたたかな年月重ねた線香の匂い
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詠み人知らず
草むらでバッタをねらうカマキリをクツで蹴りたる幼子の我
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