羽のお気に入りの歌一覧
ほとり
街という文字にかくしたさびしさをどうして君はみつけだしたの?
9
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ちりピ
セミがなく 去年通ったこの道で何も知らないセミがまたなく
13
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たんぽぽすずめ。
喜ぶし怒るし笑い楽しむしでも淋しむしインコも僕も
8
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キタハラ
七階に住んでいるのに飛び降りる勇気がなくて空を見ている
16
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文月郁葉
肯定も否定もすべて受け入れて寄せては返す波でありたい
20
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リンダ
迷うたび立ち止まるたび歌を詠み闇の中から陽の射す朝へ
11
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紫苑
子供らしき子供でいたしと健康な日々を装う提出日記
6
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神谷あを
夕空がめくった最後のページでは迷子の僕らが仲良く笑う
6
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じゆん
潮風も吹かぬ都会の片隅で何故にナイフは錆びてゆくのか
6
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詠み人知らず
まぼろしと語らふ母は我の知る母にはあらず寂しさの極
9
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田中ましろ
そしてまた舞い戻りくる平穏を笑顔で迎え入れる準備を
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歌会第二会場跡地
光彩を放って落ちるうろこまで大人にしてしまった夕立
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はづき生
落ち着いた空気が含む水分を胸いつぱいに吸ひ込んで満つ
2
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詠み人知らず
雨の日はまわる地球儀止めてみたりいつもと逆に回してみたり
7
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詠み人知らず
灰色の無数の塔の森の中弱くて強い生物の力
2
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じゆん
縁側で見た夢だったんだ あなたとの日々は儚く 西日の射して
5
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キタハラ
もうきみは寝ているでしょう この夜のはじっこでいまわたしはひとり
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詠み人知らず
海風が林道揺らし針えんじゅ咲き乱れてよ誰が見ずとも
10
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ほたる
はつなつの 掴みどころのない不安 雨の降る朝蝶々は何処に
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銀
しあわせを 掻き乱すまま蝉時雨探してくれるうちに消えたい
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