Chicoのお気に入りの歌一覧
コーヤ
真白なシロツメ草がみだれ咲く編んで遊んだ昔をしのぶ
23
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千映
シロツメの草で編みたる王冠を乗せれば四歳の吾王女さま
12
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藍鳥
名を呼べど 待てど暮らせどやって来ず 老いた愛犬 迎えに小走り
6
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美津村
水田に浮く月空に白き月月を眺めて朝刊くばる
7
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美津村
配り忘れて戻りゆけば常見ざる逆向きの街に夕映え明し
9
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矢車菊
ワンピース庭に干されし一枚の木綿の胸が風に膨らむ
16
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黄梅女
君恋し君恋しやと 涙暮れ 翳りゆく部屋 中野で果つる
2
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詠み人知らず
四季なれば巡りてくれど我が老いは秋冬のあと春夏はなく
14
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詠み人知らず
夏椿いちにち花の定めゆえ散り敷く庭に雨ふり止まぬ
20
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矢車菊
うたのわに断続的に溜まりゆく雨粒のやうなうた、キラきらり
12
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ミミンガ
また今年 朝顔の鉢 持ち帰り 世話をするのは 母の楽しみ
12
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詠み人知らず
そら豆は白い綿毛に包まれて 食べられるのを ひっそりと待つ
16
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中森 つん
おかえりを放つ人など居るはずがないとわかって投げる「ただいま」
30
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中森 つん
ごめんねを言い合えなくて傘の柄をいつからひとりきりで握るの
10
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林林
父作るゴーヤとシトロンお漬物苦く酸っぱく体に効いて
11
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浅草大将
何れとも今はわか葉の花もみぢ盛るも散るも時のまにまに
9
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浅草大将
かざさぬも心にかけて祈るなり神にあふひをまつる人びと
9
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深谷真雪
眼より落つるしづくを涙とは知らずぬぐひし吾に驚く
7
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温
ファンファーレパンパカパンパカパンパンパン いぬにペロペロされてしにたい
3
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成瀬山水
文月に筆を執りたる若殿の凛と並びし短冊の色
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