詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
横井 信
目に映える青葉でさえも満月を待ちわびていた朝に降る雨
14
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へし切
春の夜は花のかすみに先立てて曇りも果てぬおぼろ月かな
23
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磯山武士
ふる里の田畑耕す村人は十指に満たぬと父の言いけり
6
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恣翁
湯帰りの 濡れ手拭ひをぶら下げて 紅き蕾の孕むを見たり
21
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普徳亭大崇
冬と春 分かつこの日に 桜花 咲けるは春の しるしなるらむ
10
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滝川昌之
標本木 テレビカメラを数えおり 五、六台にて開花しましょう
21
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夢士
春分の満月おぼろ東に温し風受け桜花咲く
12
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可不可
お茶碗を型に杏仁豆腐ふたつ 一輪づつ桜トッピング
8
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夢士
日の丸の小旗なびかせバスの往く春の彼岸の静かなる午後
16
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詠み人知らず
繰り返すうちこ鉄砲すり足で千秋楽に咲け男花
10
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千映
布オムツ干されし空の大きさで懐かし昭和読み取る動画
8
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煩悩
結露を取る便利グッズのワイパーで根刮ぎ冬を削ってやろう
8
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もみじ☆彡
そらにみつ 大和をわたる 花信風 今ぞ来なむや 桜をのせて
17
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夕夏
しんしゅつきぎょうのしさんをりゃくだつのくにをあいてにするのはやぼだ
2
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普徳亭大崇
坂の下 うち見上げれば 青空に 雲と見紛う 木蓮の花
5
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行宮偏(仮之名)
青空に夢の泡沫 三つ昔 市営団地に 灯火いまだ
6
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夕夏
さーびすぎょうにじくあしうつしあしもとがゆらぐへいせいものづくし
5
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KEN
月の燈を かき消し唸る 闇の風 心に重ね 凍え朝待つ
18
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灰色猫
生きること生き抜くことの切望が一夜の夢の病床にあり
21
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新座の迷い人
阿武急で 母校見え出し 変わり果て 昔を忍び 懐かし思い
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