詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
inosann
沢音が泣き声かき消す峡の道 蝉のむくろの木陰に揺れる
21
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へし切
久方に逢い見し孫の成長をおどろき笑まふもはや疲れにき
24
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ながさき
幼稚なる 脅迫まがひの 売り言葉 それに応じる 能無し指揮官
23
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千映
「ありがとう」「嬉しい」「好き」の言の葉は愛する人への三種の神器
12
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恣翁
過ぎむずる 身を焼きし季を惜しむがに 鶏頭 空しく血を吐けるかな
16
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滝川昌之
課題図書 コーナー消えるお盆過ぎ 気にするだけで進まぬ読書
23
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詠み人知らず
かる鴨の親子の遊ぶ池の面に子等はぽろぽろパンくず落とす
20
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大野 冨士子
なぜそんな大きな声で喋るのか 距離近すぎる 割り込みするな
64
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藍子
西の空夕陽が沈み茜色一番星がキラリと光る
12
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まあさ
木の陰を 選んで歩けば 目の前に いきなり落ちて きた蝉むくろ
17
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千映
みな美人モデルのようなアスリートタトー マニュキア 縮毛矯正
9
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滝川昌之
キミドリに実り始めた栗の毬 畦道わきに秋が始まる
20
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kingface
朝ぼらけややも薄衣欲しぬれば影伸ぶままに秋や近づく
6
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千映
肝油など飲む必要のない体食料難儀しないで育つ
11
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千映
政宗の生誕四百五十年暮しの日々に解け込む藩祖
14
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ななかまど
迎え火がほんのり灯るやさしさで父母を待つ初めての盆
61
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コタロー
歸省してのんびり過ごすひと時は明日の仕事へ向かふ充電
12
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コタロー
いろいろと文句も多き母なれど文句も聞けぬ人も多かり
12
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コタロー
壽司食へば猫が勝手にお手をするさうかとばかりにマグロちぎりぬ
11
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コタロー
雷やゲリラ豪雨が車打つハンドル握る母の愛情
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