詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
桜田 武
鮮やかな紅黄彩る山肌に来る冬の恨めしき晩秋か
8
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たけくらべ
きぬぎぬの我が身を残し発つ人の後ろ髪引く朝ぼらけ哉
23
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秋日好
マフラーの歌を英語に訳したら夫はにまにま笑ってばかり
15
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舞
かにかくにその故郷の懐かしくただ美しき山河友がき
13
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灰色猫
エノラゲイフィギュアを一機埋めてゆく原爆ドームのその片隅に
16
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灰色猫
エゴイズム欺瞞に満ちた世の中であなたはひとり正しさを説く
19
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灰色猫
一握の麦の種籾握りしめ春分の日の太陽崇む
20
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灰色猫
臨海に達した心胸に秘め私はあなたに告げることがある
16
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朔夜
身を焦がす戀も愛をも知りもせで老いさらばへる冬の夜の月
9
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千映
ストックの葉書に二円切手貼る絵柄のうさぎ飛んでけ京に
17
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へし切
永らへば年ふるごとに侘しさのつらきこの身にこがらしぞ吹く
29
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夢士
ジョーカーを引きて女神は高らかに黒雲に向け伸ばす右の手
20
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夢士
七五三子から孫へと譲りゆく衣装取り出し吾が歳思ふ
16
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inosann
一億総中間層の一人とし回転寿司を食う 月一度
12
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リクシアナ
帰りみち心模様のまだらゆき銀杏落ち葉に薄氷はる
22
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詠み人知らず
遠く住む姉に無沙汰を詫びる夜別れ際には涙ぐむかな
11
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石川順一
カタクリの花を早春見に行けり新聞記者の悪口を聞く
15
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沙久
裏切りや悲しみは君の側にいる スイッチ隠し寝たふりをして
20
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絮谷新
熟るる果の饐うる匂ひは滿ちゆきて部屋に塔影伸ぶる夕刻
16
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ながさき
政治とか 宗教などは タブーだと いつ頃・誰が 決めたのですか?
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