詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
日常は戻って来るなずずすっと 溶けた脳みそ 揺らせていたい
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千映
きりたんぽ鍋準備し亡き父の笑顔が浮かぶ「俺にも食わせろ」
10
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林林
立てるよになりかけ赤ちゃん抱っこからおろした後も見守りましょう
26
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千映
初売りの景品「つや姫」三合と箱ティッシュ九個顔のほころぶ
16
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千映
トラックに初荷ののぼりはためかせ国道走る新春ひとコマ
15
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リクシアナ
有線の冬は変わらず半世紀シャッター街のトロイカを聞く
27
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まあさ
返り咲きできますように 大切な一歩を踏み出す夫の右足
26
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詠み人知らず
赤錆の井戸は柄もなく立ちすくみ 秘めた力を 示していたね
24
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舞
月影の凜と照らして寒椿音無く朽ちる花のみだらに
14
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恣翁
我が恋は墜ちて 枯葉の底深く埋もれぬるかな 隕石のごと
20
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恣翁
無花果の白き乳出さむと ちぎるがに 君の豊かな胸乳揉みたり
12
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恣翁
いつまでも 日の目も見せで横たはる 心の涯の我が地平線
17
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恣翁
寝室の窓ゆ見下ろす 枯れ残る秋桜の色 目に沁むるかな
20
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恣翁
憾み消え 灰ならむずる能なしを 火鉢の縁の炭に見しかな
21
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恣翁
冬空は 染め抜くまでに青く晴れ 呑気さうなる千切れ雲ゆく
23
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矢車菊
灯を消そう 星を見るため いやむしろ見えないものを信じるために
74
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恣翁
郎女は 呼吸弾ませてしがみ付き 吾を 露零す花弁に包む
16
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恣翁
噦りつつ 在郷の唄を口遊む女や 誰にいびられてけむ
15
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海原 真生
お別れを告げた彼氏が次の日もケロリと隣で寝ている恐怖
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縄文の湯老婆
ただいまと むなしく響く 僕の声 婚活今年も 頑張ろう
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