詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
恣翁
巴里の冬は 冷たき石の建物と 黒き並木に 侵されためり
16
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恣翁
薄色に 水浅葱かは 襲ねたる 高野の山は 五つ衣なり
24
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恣翁
燃ゆる秋 ペルシャの青に 冴ゆる天 愁ひは何故に 秋心とや
24
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恣翁
ああ、これは いつか見し景 故郷の 亡父と遊べる 緋の曼珠沙華
24
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恣翁
雛鳥が 遠く羽ばたく 良縁日 絶えて忘るな 父母の愛
24
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恣翁
応へずて 指の煙草の火を見つめ 同意せざるを仄めかしけり
25
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恣翁
挫折とか死のあればこそ 人間や 更に希望を抱き 生くらめ
26
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恣翁
臆病な自負心に因る人見知り 異土に馴染めで 孤客たるらむ
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舞
北国の彩りならん冬耐える木々には白き雪の花咲く
18
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Chico
A3のシックスピースパズルにも竦める母のやさしいカレー
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灰色猫
時にはさ尖った彫刻になってたら夜の間に砕いて欲しい
23
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灰色猫
この世界いつも眩しく見えるのはいつも心に君がいるから
26
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灰色猫
甘い甘い口づけ交わしふたりきり肌と肌とで溶けてしまおう
15
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灰色猫
破壊せよただ繰り返す日常を眩い明日を生み出すために
22
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灰色猫
絵葉書を略していくと美しい一首の短歌が炙り出される
29
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Chico
( べらんめえ )チラシに書けば( てやんでい )書き足してくるきみがゐる朝
28
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千映
流行り風邪喉の痛みとえへん虫 とっととどこかへお行きあそばせ
13
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コーヤ
ガラス越し日向ぼっこで温もれば心までもが温かくなる
23
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コーヤ
年明けてふっくら膨らむ梅蕾冷たき風に身を縮こめる
25
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千映
三枚のガラス戸 外と遮断するカラオケ思う存分の冬
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