詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
横井 信
人混みに杖を持つ手が震えてる見上げる空に霞む弦月
18
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へし切
風にのり大空を翔るおおわしの気高きこころ君な忘れそ
24
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灰色猫
吹き荒ぶ雨にあらがう桜たち止まぬ嵐はありはしないと
23
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まぽりん
世の愛づる花に負けじと天霧らひ風に競へる春の淡雪
25
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青き銀椀
汝が歌の聞こえて見えてこころにも読めて礼する春散りやまず
16
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青き銀椀
かねてより季は移れる心にも春を訪うかな君が世なれば
14
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滝川昌之
「合わない」と叩き付けたい辞表なら三十余年も引き出しにある
27
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コタロー
春の野はカラフルなりし花圖鑑行き交ふ人を虜にしたる
21
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コタロー
鞦韆の高さを競ふ少女たち夢の翼は天へと屆く
10
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へし切
恋人に逢いたい時は理由などある筈もなく無性に逢いたい
56
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横井 信
足元で小さく舞ったタンポポの綿毛を追って夏へと向かう
21
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灰色猫
菜の花が君の吐息で揺れている春風よりも甘い香りで
22
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へし切
戦とて誰が望みて死に行くか平和の在るは散華の上に
271
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へし切
年ごとに腰の痛みに音を上げてこころも萎える老いの日々かな
22
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まぽりん
梅の花かざす乙女の袖濡れて止まず恋ひしき初雪ぞふる
108
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まぽりん
千年経ていま雅びかによみがへる源氏の絵巻あはれなりけり
28
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青き銀椀
短調は自然のしらべかなしくも山や川あり咲く花もまた
9
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光源氏
降る雨に今日も濡れゆく鞆の浦ささやき橋のあはれみを知り
20
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滝川昌之
花の去る水面が映す菜種月うかれた春の河原静めて
21
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コタロー
しとど降る雨の小徑に入りたれば濡るる櫻に初音聞くなり
12
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