桜田 武のお気に入りの歌一覧
横井 信
真夜中に窓を開けば欠けてゆく月がのぞいて明日はお出かけ
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名鈴
花石榴 あざあざと咲き 夏を予ぬ 燃ゆごといみじう 暑くなるとぞ
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名鈴
もし此の世 我一人なら 我が為に 我は歌をば 詠むにやあらむ
8
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ケンイチ
大江戸の人情ばなし珈琲の香りやさしき雨音が降る
4
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滝川昌之
「コウゲンでヨウセイをみる」メルヘンの世界でなくてコロナの検査
19
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灰色猫
譲れない想いばかりをためこんじゃ心が鬼になってしまうよ
13
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灰色猫
暖炉へとお礼を兼ねてありったけ緑の羽根を捧げておこう
9
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灰色猫
人心を掌握するなら微笑みと君の笑顔に縛られました
10
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ななかまど
放棄田に人耕した跡のこる畔の形につめ草の花
13
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ななかまど
おおどかに早苗のうえを渡る風のらくらとして夏の香りす
9
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滝川昌之
マンホール蓋に彫られた藤の花 見上げ見下ろし「市の花」の時
13
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滝川昌之
たこ焼きもさぞ美味かろうビリケンさん「通天閣は緑色やで」
13
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横井 信
キジバトの声にさそわれ開け放つ窓の外には眩しいみどり
9
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横井 信
汗を拭き歩く背中にウグイスの歌はやさしく里山の夏
10
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名鈴
禍に 先ず倒るるは いつの世も 心さびしき 独り住み達
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名鈴
彼方此方で 辛く急げる 薬狩り 何処でも早 見出だし給へ
6
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吉野 鮎
生れし兒の健やかなればその母のウィルス消ゆと初夏便り
14
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吉野 鮎
究極の無駄遣ひ二枚もてあます パンの二枚を喰べたき時に
6
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名鈴
魘はれて 怯え目覚めて 息延ぶが 悪しかる夢の 未だ纏はる
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ななかまど
ぴーとろり鎮守の杜のぴーとろり記憶のぞけば父はは若し
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