詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
へし切
染めかほるうつろふ菊を面影に愛しき妹を恋ひぬ日はなし
29
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夢士
朝の陽に畑に落つ雪光居て北風小僧ぴゅーと走りぬ
18
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沙久
嘘くさい 似非 偽善 どれを言われても 自他の痛みは 見過ごせぬこと
21
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沙久
戦争も無いのに血が流れている、と 数行で語る重き人の死
18
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高松 蓮
飛行機の 明かりを星と 見紛うて 何とはなしに 願かけてみる
6
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詠み人知らず
ストーブの煮物の匂ふ夕餉時の匂いに呼ばれ君帰りくる
21
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詠み人知らず
久友にゑがほで送る別れぎわまた会えるかと何度も手を振る
14
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恣翁
這ひたるは 沙上の蟹か 桑の葉の蚕か 雨の雪になりぬらし
24
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たけくらべ
逢ふことの深き情けを契る夜は恋でありたき心地こそすれ
25
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河のほとり
言はばやなつもる思ひのあまりては宿をうづむるけふのみ雪と
18
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inosann
振りかざす拳の先の未来には何もみえない 隣国報道
20
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もも桜
夕ご飯外食する日が増えた分体重増えし財布減量
4
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秋日好
昇給の格差に不満を持つ皆の輪から外れて花植え替える
22
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秋日好
ピーナッツ切れた餌台シジュウカラ首傾げている霜深き朝
23
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コーヤ
紅葉のいろの装いいずこへと枯れ葉の山に老いの身重なる
22
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コーヤ
耳傾けて花木の気持ち聞きながら君の趣花器に生けゆく
23
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へし切
初冬の庭もはだれに降る雪の早きに惑ふさざんかの花
28
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灰色猫
しゅんと立つ産毛にふれる明け方の冷気が告げる冬の訪れ
30
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灰色猫
朝夕のそよぐ爽風冬めいて布団纏いて寝床へ入る
20
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灰色猫
背負うことなんてないんだその背にはしっかり生えた翼広げて
27
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