Chicoのお気に入りの歌一覧
もり
夏だけは夜も開いて動物園ほんとのきみに会いたくて ゆく
15
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詠み人知らず
夜明けから蝉セミ蝉の姦しく 幸運なのは 分からぬ虫語
14
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詠み人知らず
期限切れ夫と義母に食べさせて自分と子供と犬にやらない
8
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詠み人知らず
覚めてなほ枕に匂ふ橘になごり悲しきうたた寝の夢
9
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詠み人知らず
「あのよー」と呼びかけてくる精霊を迎える言葉は「盆ジュール」です
15
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呉竹の憂き節
また立てば世をあき風に臥し折れし数こそまづは思ひやらるれ
3
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呉竹の憂き節
曇る夜の魂を野辺ごととぶらへばはらはれわたる心地こそすれ
4
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ながさき
うたのわの 友の憂ひに 吾は泣き 歓びあれば 舞をも舞わん
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ながさき
あきらめを 「希望」に変えて 生きてゆく 不安を「勇気」で 蹴散らしながら
26
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松本直哉
姿見にすがたうつして夏ゆかたくるりまはれば花咲くごとく
15
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松本直哉
水を打つ庭の葉叢に虹色のとかげせつなにひかりてきゆる
11
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詠み人知らず
のぞみなど叶うはずなき凡人は せめて指定の 席につきたい
21
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詠み人知らず
死んでから半年が経ち出てこない 父は小銭を 持っていたのだ
15
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詠み人知らず
道端でストッキングの屍が 日に晒された 静かな絵画
17
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詠み人知らず
延々と続く電線 鉄塔は 踏ん張っている 引っ張っている
16
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詠み人知らず
おばちゃんの爆発みたいなパーマには 人を滅ぼす 迫力がある
10
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詠み人知らず
後ろから目隠しをして誰だなど なんとアホらし そしていやらし
9
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詠み人知らず
O脚かX脚か割り箸の 不細工なれば 海外のもの
14
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詠み人知らず
人の死は散った家族を一堂に 集めるための 最後の仕事
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もり
毎日のラッシュアワーに運ばれて行き先あるは退屈なこと
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