Chicoのお気に入りの歌一覧
己利善慮鬼
右を見て左を見るや流される星と花火と浴衣着の君
4
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ミツ子
故郷よりこちらの方が暑いけどやっぱり母が心配なのです
10
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詠み人知らず
会場は 隠れ家的な お洒落ビル隠れすぎたか 全員迷う
11
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風花
燃え尽きた蝉の躯は還れないコンクリートの上乾き行く
25
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桐生賄
灯籠を流して 供養の花火上げ石巻市の夏終わりゆく
20
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コーヤ
今盛り咲くひまわりを眺めおり満面の咲む孫の顔に見え
11
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只野ハル
水色のワンピの君は僕だけの正面を向く日傘の女
10
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シュンイチ
ゆるやかに真夏は死んでぼくたちの若さは武器にならなくなった
13
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シュンイチ
唾をのむ こころの弱さとかぜんぶのみこんでしまうくらいに強く
4
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コーヤ
山原の蕨ゼンマイ懐かしく幼きわれに暫し帰りぬ
16
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コーヤ
ひまわりの魅惑の黄花きらめいて天に伸びゆき微笑み返し
17
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詠み人知らず
不器用が おぼえた就活メイクだが汗に流され 駅までもたぬ
12
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へし切
七月の夜はあやなし独り身の月影さやかふたたびに満つ
27
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亜貴
洗濯機と向き合いながら ベランダで悩む私に 月はやさしい
15
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CB’s
長距離の 選手みたいな 俺だから 苦しい時間(とき)も たぶん幸せ
7
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只野ハル
夜用があって外に出ると満月だ見ることができて良かった
14
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たかなしゆり
海に投げ捨てたあの日の悲しみを食べた魚を食べているよう
10
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只野ハル
届いてた君のメールに気付かない一週間がとても長くて
13
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夢士
真夏日の気配り麦茶ひとごごちゆれる氷に麦茶の香り
13
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恣翁
乾きたる白き舗道に 今吐きし唾の 黒く沁み込むばかり
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