御崎 耕のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
殻という鎧兜を脱ぎ捨てて ごちゃごちゃ言わずに、海に行こうゼー!
10
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赤橙黄緑
おいしいと言葉以上に物語るにこにこ顔のきみの食べっぷり
2
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詠み人知らず
信濃川波はひたひたひたすらに思へど届かぬ心を流す
12
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赤橙黄緑
チクタクと規則正しい間隔でわたしのいのちも刻まれてゆく
7
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波江究一
庭の樹のみな苔帶ぶる寺さびてひねもすとほるうぐひすのこゑ
7
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詠み人知らず
前向きな歌を無理して紡ぐより昨日の君にごめんと言おう
12
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紫苑
雨上がり倦みし仕事を逃れ出でけもののごとく濃緑を嗅ぐ
11
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栞
もたれてるふりをしながら支えるよ きみは知らずに立ってたらいい
35
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赤橙黄緑
どちらにも傾かぬようシーソーの真ん中に立つ夕暮れひとり
21
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おぢ丸
「優」という文字が「傷」に見えるほど衰えているこころの視力
27
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ふみまろ
流したいことがあるから梅雨だからあとひと駅を並んで歩く
14
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赤橙黄緑
かなしみは閉じ込めようとする程にここから出してと涙にかわる
38
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山本克夫
つまり僕は必要のない時にたたまれる雨傘だったと言うこと
13
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羽
待ちきれず素足になったつま先がひかりはずませ夏の入り口
36
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ゆら
今ここに流れる風を全身で掴めば私のかたちが分かる
12
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浅草大将
故ありて今はこの環を離るとも君言ふなかれ歌の別れを
23
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詠み人知らず
ぴったりの言葉はいつも見つからず誰かの歌に重ねるこころ
9
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卯月
もしここが木星ならば青空に泣きたくなったりしないのだろう
7
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栞
あのひとが彼女について話すのを真昼の月の心地で聞いた
4
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おぢ丸
ひたむきに咲き盛り散る桜木の春には春の哀しみのある
12
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