詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
青き銀椀
うつし世のことばかぎりにあらばゆめかげもまたのちの世にもあひ見む
15
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横井 信
こいのぼり さくらの花を見送ってやさしく泳ぐ夏色の空
24
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灰色猫
桜という名前をつけてあげましたこれから育つ小さな苗に
20
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滝川昌之
朱に輝る(ひかる)月に会わんと待つ窓を焦らす春風雲をはらわず
20
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コタロー
休日はユニホーム着る男たち大歡聲の球場戻る
6
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コタロー
小魚が池の水面に泡を出し口をパクパク動かしてゐる
6
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コタロー
龜群れて甲羅干したる石の上十連休もじつと動かず
10
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コタロー
蒲公英の絮を吹きたる女の子宇宙いつぱいに夢の種撒く
16
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横井 信
雲間から静かに浮かぶ満月の見下ろしている葉桜の道
20
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へし切
愛おしき孫をいだける喜びに浸れることは命なりけり
21
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灰色猫
黄泉までの旅の始まりしめやかに水辺を流る花の筏や
23
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青き銀椀
水あをき空にくきりと月しろがまるくてなみだ泳がせてゐる
14
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falcon
学校へ新入学の弟の手を引く兄に花舞ひやまづ
7
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滝川昌之
ポン、ポン、と二回頭に手を置いて家事労えば妻も週末
21
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まぽりん
逢ふ瀬なみ恋ひぞつもりてふぢの花うらむらさきに心染めける
37
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まぽりん
五月闇ささらぐ瀬見の小川にはすだく蛍の影ぞながるる
36
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まぽりん
花さそふ宴の酔ひの手枕に名残りかすめる有明の月
35
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まぽりん
言の葉のうらに隠れる百種のこころぞ歌の花となしける
32
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まぽりん
巴里の河みづながれゆく鐘の音のたかき塔よみがへりなむ
28
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恣翁
ふるへつつ 固く閉ぢたる蕾にし 今宵くちづけ 囁く「ジュテーム」
19
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