詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
KEN
いにしへの 寺濡らす雨 冷たくも 春寫るにや 彌陀の瞳に
17
もっと見る
夢士
浅き春梅の香を聞き寒桜ぶらりぶらぶら野の花もとめ
13
もっと見る
夢士
今日もまた同じ時間にこの道にいつもと違う風の香を聞く
18
もっと見る
うすべに
沈丁花 冷たい雨に香りたつ まだ来ぬ春に笑顔を見せて
16
もっと見る
横井 信
見上げれば星の広がる雨あがりひと息ついた仕事の帰り
19
もっと見る
灰色猫
「あの月が綺麗ですね」と漱石の翻訳は美を貫いている
13
もっと見る
灰色猫
惑星の小さな命であることを教えてくれる真昼の月よ
13
もっと見る
灰色猫
藍色の朝に消えゆくお月様さびしさよりもずっとはやくに
16
もっと見る
へし切
節々の痛みも他人に解されてこころ和める春はよきかな
16
もっと見る
横井 信
爽やかに朝の空気を吸い込んで春の陽射しに夢を吐き出す
12
もっと見る
へし切
大丈夫!つらい時ほど意地を張る 弱音を吐けぬ 孤の憂き世かな
22
もっと見る
横井 信
雨あがりそっと始まる三月にハクセキレイはささやき踊る
15
もっと見る
へし切
春の夜のしぐれて安き鼻ごころあしたに霞む吾が眼かな
20
もっと見る
KEN
音も無く 花を呼ぶ雨 肩濡らす 春來る毎に 老い行く人の
15
もっと見る
舞
若づくり臨む鏡に刻まれた歳月の跡また愛しくも
11
もっと見る
横井 信
少しずつ刻まれてゆく飲み干したカップに残る思い出の色
10
もっと見る
横井 信
明け方に水しぶきあげ走り去るタイヤの音に冷たさ残る
12
もっと見る
灰色猫
誰しもが時の流れを泳ぐもの山女魚のごとく清くありたし
21
もっと見る
舞
満ち足りた休日の朝妻淹れる茶のまったりと沁みる温もり
7
もっと見る
舞
春待つも色無き色に色添える雪降り尽きぬ二月晦日
12
もっと見る
[1]
<<
66
|
67
|
68
|
69
|
70
|
71
|
72
|
73
|
74
|
75
|
76
>>
[159]