詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
リクシアナ
薪を焚き熱い湯うめる窓の雪遠い昔が湯舟に浮かぶ
27
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沙久
ガン検診の結果に安堵も「いや、待てよ」 残る関門まだ一つあり
18
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絮谷新
黒髮の澪に落ゑつつ薄紅に染むる背の胛塋に
21
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舞
たまゆらに幽すかに笹の音擦れの寒き風あるこの夕べかな
14
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リクシアナ
冬日さす合わせ鏡の虹のなか銀の鋏は黒髪さばく
25
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石川順一
接近が不快な場合早朝は冬でもパンジー咲く如しかな
12
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藍子
贅沢な悩みだけれどエアコンが邪魔になるよな入院生活
14
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千映
妻亡くし独り寝の辛さ知る歌に男の優しき心感じる
16
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詠み人知らず
融けもせず黒く汚れた雪たちは 人の弱さを主張している
32
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万陽
金柑のコロコロとした愛らしさひよこにも似てしばし眺める
22
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千映
君くれたスペアミントガム「ごめんね」の意思と思えば辛さも倍増
11
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まあさ
今年から「健康感謝の日」にしよう 一・一九 大切に生く
25
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海原 真生
お別れを告げたあなたは泣いていた わたしもほんとはなきたかったよ
3
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万陽
消しゴムの ように消せたら 楽になる貴方の声も 匂いも 温度も
14
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野々花
跳ね返すバリア持たない心には君の優しさ突き刺さるだけ
25
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inosann
広島への帰郷うながす妻のため重きこころも徐々にうごけり
25
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野々花
毛糸編む私の指をマジシャンと褒めくる児らにおミカンふたつ
30
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恣翁
外は未だ 包まれたるらむ 夜の色に 垂りの音に驚き 起くるも
25
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藤久崇
春来よと 言いそ雪見も 妙ありと 言い分くる氷の 雲ぞ居るかも
15
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詠み人知らず
先輩に良い匂いだと言ってから 顔赤い我 笑う先輩
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