詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
澄舟
シミだらけのサラダ記念日初版本ひらけば活字は小さく見える
13
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万陽
ナフタレン 昭和の香を 運びくる在りし日の母の 笑顔も共に
13
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沙久
お手並みを 拝見しよう これからの 四年は真価を 問われる航海
24
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千映
にび色の検索をしてまた一つ賢くなれた嬉し大寒
12
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inosann
余所行きの妻を褒めるる言の葉を「吾もっと綺麗」とかき消す娘
21
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まあさ
俵万智「寒いね」の短歌 嚙み締める 今年は答える 夫居る大寒
28
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inosann
盆の時期高速道路の混雑に「携帯トイレを買う」と妻の言う
11
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千映
欲という文字が躰にのしかかり君との会話熱く感じる
11
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万陽
幼子と日々格闘し忘れゆく紅差すことも手荒れのケアも
14
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舞
バラモンの秘蹟欲しくも追憶の君目覚めさす口づけとして
4
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愚と楽
常識のハンイにしがみつくために がんばってムリに 涙を流す
13
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石川順一
逃げ出したゴリラはきっと戻らない大寒近付き虹を夢想す
16
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灰色猫
艶やかな綺麗な御手を思い出す命日知らす白き蕎麦花
29
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灰色猫
骨壷へ焼かれた祖父の喉仏納めたよく晴れた秋の日に
19
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灰色猫
火葬場で焼かれた祖父の太き骨苦労を重ねた生前偲ぶ
19
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灰色猫
おじいちゃん幼き頃に買ってくれた本まだ大事に持ってるからね
17
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灰色猫
卒寿まで生きた祖父の大往生最後の見舞いで軍歌歌いし
24
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恣翁
老いたれば 夢覚め易き 冬の夜も いつか明くべく 春の日ぞ来る
23
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恣翁
将来の 自分を夢み 励めども うまくいかぬを 家畜とは呼ばぬ
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恣翁
恋人が 語り合ひたる 参道を 落葉踏みつつ 独り歩めり
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