Chicoのお気に入りの歌一覧
なつを
明日には笑顔になるから今夜だけ泣かせて下さい思い切り
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ちはにゃん
わたしの目頬唇をなぞってく骨董品になったみたいだ
7
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本能寺
夏の日を 声を枯らして泣き続けプラットフォームにセミはころがる
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恣翁
首筋ゆ 耳の付け根を伝はりて 丸鋸の悲鳴 髪を震はす
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舞
いにしえの滋賀の大津のおうみの海偲ぶ波の間鳴け夕千鳥
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千映
この暑さ 匙を投げます ただ少し涼風たまに 吹けと呪文を
9
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林林
熱湯が手にかかるだけで痛いのに原爆の熱さ痛さ恐さは
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詠み人知らず
昼ごはん皆が帰った公園に ただ太陽がじりじりと降る
14
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安曇野
洗濯機 シーツはそこにあるからと仰向けにならぬ方法でする
5
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秋日好
逝きかたを習っているの友人がひとりひとりと旅立つうちに
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秋日好
七十年 原爆映像とともに戦争捕虜と大陸でのこと
14
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成瀬山水
経済の家畜気分だバーゲンの山を自宅で眺める様は
5
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ミツ子
ひとはなぜ家を出てから数分後 忘れ物に気づくのでしょう
6
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いろはに
昼の月斑に白く滲んでる 二匹の鳩と汗をかいてる
4
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ミツ子
祈りましょう誰も彼も皆々でなにひとつとて失わぬよう
6
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ミツ子
祈りましょう世界がきっと健やかで明日はきっと優しいように
9
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ミツ子
祈りましょう誰ひとりとて正しくはなかった日々を忘れぬように
19
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都詩
桃色に染まり広がる雲のなか黒き影にてジェット機の行く
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貞子
短夜の 明けゆく待ちて蝉しぐれ 早もきこゆる緑の繁みに
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貞子
花の鉢 いくつを倒し台風は 夜通し荒れて北に去りたり
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