詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
澄舟
駅のカフェみじかく憩う人々はコートは脱がず大寒の朝
16
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石川順一
鳥ばかり見ている中で昼餉なり牛の脂身ばかり食べるか
9
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桐生賄
腹痛に耐えて高校入試受け 合格したは忘れられずに
20
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桐生賄
二回目の 盲腸今度は 入院だ 薬で散らし 危機免れる
15
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桐生賄
一昨年に 血便・下血 経験し 己の腸の 弱さを知った
15
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inosann
久々に会う施設の母この吾を「目で分かりし」と意外な一言
23
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万陽
「ナウシカの胞子が飛んでる」吾娘が言ふ見上げる先に 牡丹雪舞う
14
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まあさ
うっすらと 雪残る街 射す朝日 冴ゆ空スーッと 雲流れゆく
22
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絮谷新
山影は氷室の壁に映されて白き象にぞ似たりけるかな
24
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吉野 鮎
石組みの道の邊の梅白き花祕すれど馨る雪つむ朝
9
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吉野 鮎
きみが笑む面影のさす子は笑みと抱擁殘し外國へ發つ
4
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吉野 鮎
子のおもにきみが面影ふかくさし外國へ發つ刻を待ちをり
7
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野々花
母さんが笑えばいつも春がきてぽぽぽぽぽぽぽたんぽぽ揺れた
26
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石川順一
浜松の駅を過ぎ去りビール飲む大河ドラマをふと思ひ出し
20
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万陽
「なぜ?なぜ?」と聞く年頃の吾娘は今知識の蜜を 吸う蝶々かな
21
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絮谷新
わたし二十麻藥のやうな戀をして夢見るやうに電車に乘るの
17
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藍子
テーブルに集う女の集団は噂の花を満開にする
10
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千映
素晴らしい絵を描く男見ィつけた絵の中潜むこころに恋する
17
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舞
明星に背向けて入る立呑に今日の荷下ろすもっきり一つ
13
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リクシアナ
しんしんと雪積む夜の寂しさに君の名呼べば雪はまた舞う
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