御崎 耕のお気に入りの歌一覧
さとうはな
小夜ふけて鴻鵠眠るみづうみに映れる月のこゆるぎもせず
16
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詠み人知らず
きんしたまごえびあなごのりいくらきぬさやつくれてうれしちらし寿司なり
26
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詠み人知らず
寂しさのかたまりになつてあふれだすわかちあへたる友のほしくて
37
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薫智
澄みわたる青色で僕を溶かしてく故郷の海はとても優しい
28
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薫智
僕の指節くれだってきてるけど父親の手に似てきています
11
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羽
利き腕のちがうあなたと手をつなぐ大事なものを持ち寄るように
26
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ころすけ
あたたかく迎えてくれる家がある おかえりなさいの拍手にかんしゃ
28
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紫苑
ものいはぬ機械のふたを開けし夜半ねぢは小皿にからりとまろぶ
22
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天野
大海で生きるみんなが会いにくる蛙になって井を守りたい
14
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詩月恵
言い出せない好きもごめんもさよならもつないだ手から伝わってきた
20
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詩月恵
海を越え漂うペットボトルにも逢いたいひとがいたのでしょうか
27
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詩月恵
まだ残る好きの欠片をかき集め君のかたちに戻したいけど
15
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ころすけ
なぜここに生きているのかどこへ行く 回送列車が流れて消える
26
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たんぽぽすずめ。
二人して咲かせた花にまた水をあげるくらいの指切りをしよう
33
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たんぽぽすずめ。
初めての歌人に拍手もらう夜は心へ花が咲いたようです
25
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たんぽぽすずめ。
まだ昼の空が愛しき満月よ君の涙は深き夜が合う
23
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たんぽぽすずめ。
歌うのを辞めれば津波きた後も生きて御空に墓標立つらむ
28
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たんぽぽすずめ。
どしゃぶりに愚痴をこぼして足元の花へごめんと言ってしまおう
38
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たんぽぽすずめ。
心病み薬を飲めど詠む者を卑下す者こそ病なりけり
35
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たんぽぽすずめ。
作業着の汗が渇かぬ草苅をするのがビャを美味くする術
23
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