みをつくしのお気に入りの歌一覧
横井 信
かけ足の冬のはじめの木漏れ日のやさしくつつむ笑顔の仲間
10
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滝川昌之
丸薬のごとく大事に抱かれて一粒種はオシロイバナの
15
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名鈴
風吹けど 紅葉散らずに 枝にあり なほ濃く赤み 訪ひを待つ
6
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ななかまど
野地蔵の膝に乗りたる善根の銭の錆びいる秋の黄昏
10
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名鈴
生きがいを あなたは既に 持っていて 変化はゆっくり ひたひたとくる
6
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横井 信
刈田へと冬を迎えて冷え込んだ朝の空気に沈むしら月
10
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び わ
買い物に家内手伝い運転手我が家独自の手話が発達
3
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名鈴
上古より 御魂は国の 内にあり 護り給ふは 有り難きかな
8
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滝川昌之
メールにも行間はある無理をして叔父が挿んだ絵文字などにも
17
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ななかまど
北風がふれまわりたる午後の日に舞いて答えるイタヤカエデは
10
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び わ
夫婦とも元気で祝う誕生日家内八〇目出度く傘寿
6
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横井 信
いらだちをぐっとこらえた1日のカップに残る渋い珈琲
11
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桜田 武
コロナ禍のニュースに知る不幸嘆きつつ申の刻はコーヒータイム
4
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桜田 武
米選挙虎んぷより杯でん望む虎は危険だ人の杯デン
5
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桜田 武
見えぬが生きるに必須たとえば空気なかなか持てぬ感謝の気持ち
7
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KEN
冬傳ふ 風吹き拔けて 萱穗波 眞砂に漫ろ 我が隱江の
8
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うすべに
ほろ酔いの昔話のここち良さ あまく切なくグラスも香る
8
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滝川昌之
絵画館 中の展示に加えたき外の銀杏が描く黄金色
18
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草木藍
石蕗の真黄色き花は色のなき庭の彩り初冬の朝
9
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び わ
弛みなく今日と言う日に感謝してともに歩こう授かりし道
5
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